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おすすめのあだち充漫画「虹色とうがらし」を紹介したい

こんにちは!ゆきち(@yukichi_42)です。

漫画家あだち充さんの「MIX」アニメ化が決定しました!パチパチ!(拍手)放送が待ち遠しい!

私は中学生のころにアニメ「タッチ」の再放送で初めてあだち充さんの漫画に触れ、それ以来ファンで、作品を読み漁りました。この度「MIX」アニメ化決定を受け、おすすめのあだち充作品を紹介したい!と思いこの記事を書いています。

私のおすすめのあだち充作品とは、「虹色とうがらし」です。

野球×ラブコメのイメージが強いあだち充作品の中で異色の、SF時代劇。下記のような方にとくにおすすめです。

・「MIX」であだち充作品に興味を持ったから他の漫画も読んでみたい!
・あだち充作品を読んでみたいけど、野球がよくわからない……。
・あだち充さんの野球(スポーツ)漫画は好きだけど、お腹いっぱい!他のジャンルはないの?

私の一押しは「虹色とうがらし」

あだち充作品というと、一番有名なのはやはり「タッチ」ですね!世代でなくても知っている方は多いと思います。アニメ特集番組でもよく取り上げられますしね。

他にもアニメ化された「みゆき」「陽あたり良好!」「H2」「クロスゲーム」、そして2019年春にアニメ化が決定した最新作「MIX」などなど。

たくさんの人気作品がある中で、私の一押しあだち充作品は「虹色とうがらし」(1990年~1992年 週刊少年サンデー連載)です!

アニメ化はしていないので、あだち充さんの作品の中ではマイナーかな?という印象。おそらく、ファンでなければ手に取る人は少ないのではないかと思います。また、スポーツ×恋愛モノが多い中で、異色のSFを交えた時代劇(恋愛要素もあり)です。

野球のルールがわからないからとあだち充作品に手を出せなかったそこのあなた!この作品なら大丈夫!(笑)

このあと、私が考える「虹色とうがらし」の魅力を語ります。



虹色とうがらしのあらすじ

まずはあらすじの紹介から。

これは未来の話。地球によく似た星の、江戸という町のからくり長屋。そこで暮らす七人兄弟はそれぞれ母親が違う異母兄弟であり、七人の母親たちは全員他界している。

兄弟はそれぞれの故郷をめぐって、母親の墓参りをする旅に出ることになった。しかし、七人は行く先々でなぜか命を狙われることになる。その裏には、奥川秋光将軍との秘密や、その弟・貴光、そして謎の浪人・浮論の暗躍があった。

Wikipediaより

引用に加えて、私なりのあらすじも添えておきます。

物語は、主人公の七味(しちみ)が母親を亡くし、からくり長屋に身を寄せるところから始まります。生前の母親から、からくり長屋とそこに暮らす異母兄弟の存在を伝えられていたのです。

長屋には七味以外の兄弟たちがすでに揃っていて、七味が最後の仲間入り。全員、母親が亡くなり次第この長屋に移ってきました。

母親たちはみんな口が堅く、父親の正体は不明(読者には早い段階で明かされています)

兄弟は、上は22歳から下は3歳まで。七味は四男にあたり、六男一女の七人兄弟です。

母親たちのお墓参りをする旅に出た兄弟たち。その旅は、つまりは昔、父親が巡った土地を辿ることになるわけで……父親のヒントが見つかるかも!?

そんな旅の道中、兄弟たちは何度も命を狙われることに。しかも、七人の中に血の繋がらない者が一人いる…!?

虹色とうがらしのおすすめポイント

私が考える、虹色とうがらしの魅力・おすすめポイントをご紹介します。

ポイント1:長すぎず短すぎない全11巻(文庫版全6巻)

20巻、30巻……と、巻数が増えれば増えるほど手を出しづらくなると思いますが、虹色とうがらしは読みやすい全11巻!文庫版なら全6巻です。

個人的に10巻前後は長すぎず短すぎずのいい塩梅かと。気軽に読み始めることができますよ!集めやすいですしね。

作品の雰囲気としても、「時代考証口出し無用」という看板のコマがちょいちょい出てきたりメタ発言やギャグシーンもあったりするので、命をかけた戦いのシーンがありつつも、シリアスになりすぎない緩い世界観がまた読みやすさに繋がっていると思います。

テンポよく、サクサクと読み進めることができる作品です。

ポイント2:強いぞ!七人の兄弟たち

旅の道中で兄弟たちは命を狙われるのですが、この七人……なかなかに強いのです!

次男・麻次郎(あさじろう/20歳)の剣の腕はこの作品内でトップクラス。その麻次郎から手ほどきを受ける長女・菜種(なたね/13歳)もまた、女の子ながら強い!

三男・芥子の坊(けしのぼう/18歳)は喧嘩が強く力持ち。五男・陳皮(ちんぴ/10歳)は喧嘩や剣はできないが発明が得意で、発明品や武器を作ることができます。末っ子・山椒(さんしょう/3歳)は幼いながらも忍術が得意で、手裏剣も変わり身の術もお手の物。

長男・胡麻(ごま/22歳)は落語家。戦っている描写はなかったと思いますが、かと言って兄弟たちの足を引っ張るようなこともなく。

そして主人公の四男・七味(15歳)は、鳶口(とびぐち)をアレンジした武器を使った棒術が得意で身軽、やはり強い。普段は優しさが邪魔をしているようですが、優しさリミッターが外れるとその実力は、麻次郎も手加減をしている余裕がなくなるほど。

それぞれの得意分野を活かしてピンチを切り抜けていきます。知り合いの商家の用心棒を引き受けたことも。この七人で一つのチームと言えるような……とっても頼りになる兄弟たちなのです。

ポイント3:生死をかけた戦い

野球漫画では甲子園をかけて戦うことはあっても、当たり前ですが命まではかけません。そういう意味でも、あだち充作品の中では珍しい、命がかかっている戦い・バトルシーンがあります。

剣の天才である謎の浪人・浮論との戦いや、兄弟の命を狙う刺客たちとの戦い。気を抜けば命が危うい兄弟たち、「死」との距離が近いです。

ゆえに戦いのシーンでは、スポーツとはまた違った緊迫感が楽しめますよ。とくに最終巻!

ポイント4:脇キャラ、敵キャラも魅力的

七味を中心とした一癖も二癖もある兄弟たちが主役の物語ですが、その他にも面白いキャラや魅力あるキャラが揃っています。

剣の天才でその腕は麻次郎と同格の浮論。からくり長屋の大家・彦六。兄弟たちを護衛する忍びの半蔵。ちゃらんぽらんで将軍らしくないが実は切れ者?の第八代将軍・奥川秋光。秋光の娘でわがままな琴姫。異人の少年・ビリー。などなど。

私はとくに浮論、半蔵、ビリーがお気に入りです。七人兄弟だけでなく、脇キャラや敵キャラにも注目!

ポイント5:七味と菜種

七味がからくり長屋に入ってきたばかりのころ、菜種とはよく喧嘩していました。というか、菜種が七味を受け入れるのに少し時間を要した感じですね。気が強い、ちょっと素直じゃない女の子です(そこが可愛いのですが!)

共に暮らし始めて、とぼけているようでいて実は強い(笑)七味の優しさや男らしさに触れ、認めていきます。

最初は喧嘩ばかりでしたが、徐々に絆を育んでいく二人。その過程も、この作品を楽しむポイントの一つではないかと。

最終話のラストは、そんな二人の幸せな未来を予感させる描写で締められています。

最後に

あだち充作品の中で「虹色とうがらし」が一番好きです。「タッチ」や「H2」なども素晴らしい作品であり大好きですが、私は人に勧めるならまずはこの作品を推したい!という思いでこの記事を書きました。

あだち充さんはスポーツ×ラブコメ漫画が多いので、時代劇というのは新鮮です。でも未来の話?どういうことだってばよ!?と思いつつ読み進めていくと「なるほど」となりました。

全体的には、ゆるくてコメディ要素多めのあっさりした作品なので気楽に読むことができるのですが、時折入る戦いのシーン・シリアスなシーンがスパイスになっています(とうがらしだけに!笑)

脇キャラの「死」はありますがそれも割とあっさりとしていて、重くなりすぎない描写です。

最後は打ち切り感のある展開・終わり方のような気がしますが、その終わり方のあっさり感もまた、この作品の、そしてあだち充さんの「らしさ」なのではないかと感じました。

あだち充さんの異色作・虹色とうがらし。

もっとたくさんの方に知ってもらいたい、読んでもらいたい作品です。興味を持った方はぜひ手に取ってみてくださいね!

 

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